「AGA」とは何なのか?~吉祥寺の皮膚科が解説

AGAとは何なのでしょうか?


AGA(エージーエ―)は、Andogenetic Alopeciaの略称。直訳すると、Andogeneticは「雄性発生」、Alopeciaは、「脱毛症」の意味で、日本語では「男性型脱毛症」と訳されます。日本皮膚科学会ガイドラインにおいては、「male pattern hair loss」とも記載されています。

思春期以降に額の生え際や頭頂部分の髪が薄くなっていく症状で、いわゆる「高齢による年齢的なハゲ・薄毛」とは区別されます。

日本皮膚科学会と毛髪化学研究会(Society for Hair Science Reserch:SHSR)の共同事業として作成されている「日本皮膚科学会男性型脱毛症診療ガイドライン」においては、以下の通り定義されています。

”男性型脱毛症とは,毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり、休止期にとどまる毛包が多くなることを病態の基盤とし、臨床的には前頭部や頭頂部の頭髪が、軟毛化して細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象である。この病態は男女を問わず同一で有り、休止期脱毛と異なり、パターン化した脱毛が特徴である。日本人男性の場合には 20歳代後半から30歳代にかけて著明となり、徐々に進行して 40歳代以後に完成される。”

医学的根拠のある治療が重要

AGAの治療については、民間療法なども含め、医学的なエビデンスが少ないものも多いと感じています。皮膚科医の立場としては、できるだけ早めの診断を受けることと、医学的治療により対策していくことが重要だと考えています。

AGAの原因や対策については、今後、他の記事でも詳しく記載していきますので、あわせて参考にしてみてください。
当院かまだたきこ皮フ科クリニックは、吉祥駅からも徒歩2分と近く、AGAの治療や薬の処方で実績が多くございます。年齢を問わず、是非お気軽にご相談をいただければと思います。

(吉祥寺駅北口から徒歩2分)
かまだたきこ皮フ科クリニック
院長 鎌田太規子

当院での脱毛治療(自費診療)

AGA治療は、満20歳以上が対象です。

当院での脱毛治療(自費診療)には、 以下に記載する飲み薬があります。

デュタステリド
初診料3,000円
30日分/1箱9,000円(税込)⇒デュタステリドとは?

プロペシア内服【院外処方】
初診料3,000円  再診料1,000円(処方料含む)
プロペシアとは?

フィナステリド(プロペシアのジェネリック)【院内処方】
28日分1箱 6,600円(税込)
フィナステリドとは?

​診察の結果、内服をしないと決めた場合にも初診料はかかります。問診票をご記入の上来院されるとスムーズです。

来院時に高額な治療を勧めることはありませんので 安心してご来院下さい。