Q:まだ20代なのですが、年々、頭髪が薄くなっており、悩んでいます。市販の薬より、ちゃんと医師に相談したほうがよいと思っています。まずはどのような診察から始まるのでしょうか?
A:男性型脱毛(AGA)でお悩みの方につきましては、まず問診票に記載をいただき、症状に応じて最適な薬の処方を致します。また、ご希望があれば、育毛剤・シャンプー等のご紹介も行っております。当院では患者様ひとりひとりのご意向をできるだけ踏まえて最適な診察・処方を行っています。 お気軽にご相談ください。
自費診療となりますが、保険診療時間内にご来院下さい。
※診察の結果、内服をしないと決めた場合でも初診料はかかる点、ご了承ください。
AGAとは?
AGAはAndrogenic Alopesiaの略で、「男性型脱毛症」のこと。思春期以降に始まって徐々に進行する、成人男性の生理的な現象で、額の生え際(前頭部)や頭頂部髪の毛が細く短くなり、髪がうすくなっていくのが特徴です。
早い人では、思春期を過ぎた20歳頃から発症します。また、日本人男性のAGAの発症率は、約30%と報告されています。
「細い髪の毛が増える」、「髪にハリやコシがなくなる」、「地肌が透けて見える」などの症状があったら、AGAを疑いましょう。
AGAの原因・症状
AGAの発症には、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンが大きく関与していることが わかっています。また、遺伝的な要因も影響していると言われています。DHTは男性ホルモンの代表格である「テストステロン」が、5α還元酵素(1型、2型)という酵素によって変換された物質です。
DHTは、AGAの他に、ニキビや前立腺肥大などの原因にもなっています。
通常、髪の毛は、伸びては抜けてまた生える、と言うことを繰り返します。「ヘアサイクル」は3つの時期に分けられ、髪の毛全体の約90%が、髪を成長させる「成長期」の段階にあります。
しかし、AGAではDHTの影響により、通常 2年~6年ある「成長期」が、「数ヶ月~1年」に短縮してしまいます。髪が充分に育たないまま細くて短いうちに抜けてしまい、結果、地肌が見えるようになります。これがAGAのメカニズムです。
AGAの改善には短縮した成長期の“正常化”が重要です。
AGAの治療法
「飲み薬」や「外用薬」などの治療法があります。飲み薬は 病院で医師の診察により処方されます。
医療機関で“適切な治療”を受けることによって、脱毛部位に太く長い毛の本数が増えるといった「発毛」の効果が期待出来ます。
医薬品としての「飲み薬」や「外用薬」の他に、育毛ローションの使用や、シャンプーの工夫、日常生活の注意も重要です。
日常生活の注意
十分な睡眠
寝不足や過労は自律神経を乱し,髪の成長を妨げるため、十分な睡眠をとりましょう。
バランスの良い食事
髪を作るのに必須なたんぱく質やビタミン、ミネラルを含む、バランスの良い食事をとりましょう。
禁煙
タバコは頭皮の血行が悪くなり、髪の成長を妨げるため、避けましょう。
ストレス解消
ストレスは自律神経を乱し、髪の成長を妨げます。適度な運動や趣味などでストレスを解消しましょう。
当院での脱毛治療(自費診療)
当院での脱毛治療(自費診療)には、 以下に記載する飲み薬があります。
デュタステリド
初診料3,000円
30日分/1箱9,000円(税込)⇒デュタステリドとは?
プロペシア内服【院外処方】
初診料3,000円 再診料1,000円(処方料含む)
⇒プロペシアとは?
フィナステリド(プロペシアのジェネリック)【院内処方】
28日分1箱 6,600円(税込)
⇒フィナステリドとは?
診察の結果、内服をしないと決めた場合にも初診料はかかります。問診票をご記入の上来院されるとスムーズです。
来院時に高額な治療を勧めることはありませんので 安心してご来院下さい。
当院でご購入いただける育毛剤
